第4回 営業マンの仕事の変化
今までは、顧客から商品の問合せが来て、資料をFAXし、仕入先から原価を聞き、会社の利益をプラスして、顧客に見積書を持参したり、FAXしたりしていた。
これからは顧客が直接、Webサイトで商品内容を調べ、価格も調べ、競合があればどこが一番現在安いかを即座にWeb検索してくれて、Web上で見積書も顧客自体で作成可能になる。
顧客には、今まで知らされなかった情報まで入手出来る為、ユーザー側にとっては価格的にベストな判断が出来る。
特に現在のようなデフレが長期化してるような場合、価格の安さは絶対的な優位性がある。
それでは、営業の価値や仕事はどうなるのか?
今までは、ITやコンピューターの操作やiモード等、営業にとっては関係ないさ・・と思っていた営業マンも今からでも遅くないので、まずコンピュータに触る事をお奨めします。
ある大手の会社では、「メールとEXCELが出来ない営業マンはいらない」と公言している会社もある。
好き嫌いはともかく、現在のようなIT時代には、営業にとってコンピュータの知識は必要最低限な物であり、今後の営業活動には不可欠であると深く認識する事が重要だと思われます。
特にメールは必需品と思っていただきたいと思います。
本題の「営業の仕事」の件ですが、頭を切替えて、顧客にとって重要な情報はどんどんメール等を使って、発信する。
商品の提案も良し、研修会の案内も良し、耳よりな情報も良し、何しろ発信情報を数多くする事に主眼をおいて、日々行動することではないでしょうか?
仕入先やメーカーに価格交渉を行ない、ベストな価格にもっていく。
商品仕入形式から委託方式で、在庫コストの低減を図る等、ユーザーにも仕入先にも提案して、ユーザーの満足を得るような方向性にもっていく努力をする事が先決ではないでしょうか?
このような交渉もメールで行なう事がベストと思われます。
我々、ソフト業界やコンピューターメーカーもまだまだ、問題点は山積しています。
ハード価格が高い、故障時のメーカ対応が悪い等、まだまだ努力しなくてはいけない課題項目があります。
今後は本音で発言する。今の小泉さんと同様なスタンスが良い様です。
悪いものは市場から抹殺するような気構えを持って、決してユーザーを裏切らない情報提供や行動をおこしてもらいたいと思います。
発言者:(S.E.)Y