第5回 今、必要なシステム構築とは
華々しく21世紀に入り、既に10ケ月が過ぎようとしています。
しかし、日本経済は明るくなるどころか、先の見えないトンネルを不安を抱えながら走っています。
しかし、日本経済は明るくなるどころか、先の見えないトンネルを不安を抱えながら走っています。
「構造改革が進めば、本当にその先に明るい未来はあるのだろうか?」おそらく、大多数の経営者が思っているのではないでしょうか。
このような時代に、SEとしてお客様のシステムを構築するにあたって、どうすれば良いのでしょう。
今までのSEであれば、お客様の要望を聞き、現場を調査・分析し、自分の経験から調味料を加え設計をしていればそれなりのシステムが構築できました。(もっとも、担当したSEの持っている調味料の数と内容でシステムの良し悪しが決ってしまうのですが)
今、求められているのはもう一歩踏み込んだと言うか、あらゆる観点からの分析・提案を含んだシステム構築なのではないでしょうか。
企業というものは、利益(適正な)を追求する集団・組織です。1年間の経営の結果として決算書がまとめられ、その数字が企業に対する大きな判断材料になります。
もちろん、決算書のみが、全てではありません。経営陣の資質・社員のモラル・将来性・社会への貢献、等々と多々あります。
これからのシステム構築は、企業の抱えている、上記のようなファクターを網羅して作り上げなければならないと考えます。もちろん、IT技術をどれだけ駆使しても全てを解決できるわけではありません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
今までは、システムを作るといえばIT関連業者・担当者のみで構築していたのではありませんか?
これからは、公認会計士・中小企業診断士などを含めた「チーム」でバックアップ可能な中でのシステム構築をしなければいけないと考えます。
具体的な事は、次回に書きたいと思いますので、楽しみにしていてください。
発言者:(S.E.)S