第56回 SE意見交流会2009(福島大学編)
今回は、いつもの「プログラマーS」ではなく、先輩SEのR.Sがお送りします。
よろしくどうぞ(^_^)v
第53回SE意見交流会2009(会津大学編)でも予告されておりましたが、
12月9日に、福島大学でのSE意見交流会が開催されました。
去年に引き続き、福島大学さんの協力で、
(社)福島県情報産業協会から11名、学生さん10名の参加者で開催することができました。
若手SE2名からは...会社の説明や、自分の行っている仕事の紹介
経営者1名からは...起業してから現在までの軌跡、就職活動時に採用の決め手となる条件
が発表されました。
【写真:SE意見発表の様子】
私も発表者の1人として、
自分が経験してきたことを元に学生さんに伝えたいことを発表させていただきました。
SE/経営者の発表の中で出てきたキーワードとして、
●コミュニケーション能力は必須!
●問題解決や先を見据えるイメージ力
●自分のウリとなるものを身につける(ブランディング)
●自分の将来達成したい目標(ビジョン)を持つ
経営者からみた採用の決め手は、
●情熱を持っているか?・・・この会社に入りたい理由をしっかり持っている。
●人間性・・・性格や今までの経験(学校生活・部活・バイトなど)の豊富さ。
●波長・・・お互いに「この人と仕事をしたい」と思うフィーリング。
ということが挙げられました。
今までも何度か交流会の報告をしてきましたが、
毎回共通して出てくるキーワードが、この業界に入る上で特に重要なことなのではないかと思います。
【写真:雑談中の様子】
また、発表後の学生さんからの質疑応答では、
●SEに向いている人は?
論理的な考えが出来る。
コミュニケーション能力がある。
些細なことを含めていろいろなことに気づける。
●学歴、学部は関係あるのか?
特に重視していない。ただし学歴を積んでいる理由がきちんとしているかを見る。
学歴よりも人間性・フィーリングが重要。
勉強が出来るではなく社会に出てから生きた知識を身につけられる人が必要。
●新たな技術を研究する時間をもらえたりするのか?
固定的に研究する時間を持つことはない。
将来必要な技術であれば時間を取る。
というようなやりとりが行われました。
なかなか鋭い質問も飛び交い、時間がまだまだ足りないくらいに感じました。
一人で色々悩んで考えているより、
今回のように年代・役職関係なく忌憚のない意見を発言し、話し合う事によって、
よりポジティブな発想が閃くのではと思います。
私共SEにとっても多くの"気づき"を与えてくれる場となりました。
今後も大学だけでなく様々なところと交流することも必要ではないかと感じました。
以上、SE意見交流会2009(福島大学編)をお届け致しました。