第15回 SEとは何者か

今回より弊社所属SEが持ち回りで担当する事となりました。柔らかい内容から堅い内容までそれぞれが感じている事を書きつづっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

さて、今回はSEとはいったい何者なのか、自分自身が長年感じている事を題材にしたいと思います。

・SE(システムエンジニア 【systems engineer】)………コンピューター-システムの分析と設計に携わる人。情報処理技術者。

通常はシステム設計を担当する人材をSEと呼ぶ事になっています。企業の規模が大きくなれば、営業・SE・プログラマー・インストラクターとそれぞれ専門の人間がいる事とは思いますが、弊社のような規模の小さな会社ではプログラマー以外の業務をすべて行う人間をSEと呼んでおります(まれにプログラマーになる時もありますが…)。近ごろではコンピューターも普及し、SEを題材にした書籍も多く出回っており、かなり身近な言葉になってきたと思います。

入社当時、SEとはスーパーマンだと思っていました(今でもそう思いますが…)。では、自分自身がそう呼ばれる立場になった時どうなのかと言いますと、スーパーマンには程遠い事を思い知らされております。

最近では、SEに求められる能力としてコンピューターの知識はもちろんの事ユーザとのコミュニケーション能力も重要視されています。開発専門とは違いユーザとの打合せ等々、人と接する事の多い業務ですのでそういった能力も問われてきたのでしょう。インターネットやメールが普及してきたとは言え、コンピューターを扱うのが人間である以上人と話す事が苦手では仕事そのものが成り立たなくなってしまいます。以前、ユーザから“コーディネーター”と呼ばれた事がありましたが、その瞬間目から鱗が取れたような気持ちになりました。コンピューターに関する幅広い視野とその時点での最適なハード選択とシステムの構築、そこにコミュニケーション能力等の人格的要素が加わり、始めてSE(コンピューターに関するコーディネーター)と名乗る事ができるのではないかと考え始めた瞬間でした。

短い内容でしたが、このSEと呼ばれている人間はこんな事を考えているのだと感じていただければ有り難く思います。

発言者:(S.E.)S.K.

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