第82回 2013年日本の課題とSE的各種発想
本年もよろしくお願いします。
本日現在相変わらず彷徨える日本ですが、本日現在の日本の課題と考え方を
今回は発信してみたいと思います。
先ずはいつも通り、日本の課題の現状分析から
1:少子高齢化という事を日本全体がきちんと認識していない。
2:政治的にいつもいつも補助金支出、それ以外の施策をきちんと考えていない。
3:教育改革をしたくとも、先ずは先生方の心の病気が多数発生で、改革以前の問題が多い。
4:未就職者の増加。
5:個人が個人の力で切り開けずに、多数の人が親の脛をかじっている状態が続いている。
6:貿易収支が最悪状態(輸出で利益稼いでいた日本は消滅)。
7:将来の明るい展望が見えてこないとの声多い。
8:現実的に金を持っているのは「高齢者」、ゆえに消費は高齢者頼り。
9:政治のあるべき姿がおかしい(国民不在の政治)。
等ではないでしょうか。
1:少子高齢化という事を日本全体がきちんと認識していない。
子供が少なくなって、高齢者が多くなるという事は、働く人がだんだん減っていく事が
将来的にわたって加速されていく事です。
当然経済は減速する。言わば必然的方向性です。
ではどうするか?
【現状思考】
日本の高齢者に働く環境を多く作る。
【別思考】
現状思考+諸外国の若者にもどんどん日本に来て頂き、働いて頂く環境を作る。
日本の若者と競い合って頂き、労働の質を日本全体でUpさせる。
日本が良くなる事を考えるべきで、日本人依存が強すぎてはいけない。
2:政治的にいつもいつも補助金支出、それ以外の方策をきちんと考えていない。
この考え方が何時まで経っても変わらずに、借金大国になってしまった。
はやく、補助金頼りではない健全な日本を構築するべきと考えるが。
【現状思考】
景気が悪いのだから、やはりドンドン補助金は必要。
政治家も1票がほしいので耳触りの良い発信しかしない
【別思考】
日本国債の評価でもわかるとおり、徐々に日本の世界的信用は落ち込んでいる。
お金を支出せずに、国民の労働力や高額者からの寄付を仰ぎ
その方々を表彰する制度を作り、自立型国民思考を根付かせる。
その地域の事はその地域で解決を基本とする。
貧乏な地域はお金がないので、それなりの環境・境遇でも仕方ない。
3:教育改革をしたくとも、先ずは先生方の心の病気が多数発生で、改革以前の問題が多い。
この事が一番重症であり、早めの対策が何より必要。
【現状思考】
先生方の復帰を待ち続けるが、復帰後も本当に頼りになるのかの疑問多数。
【別思考】
先生方が無理なら、地域で協力して教育する体制を構築する。
国語・算数・理科・社会が絶対必要な教育からの脱皮を図る。
社会人にとって何が重要かの教育を根底から考え直すと同時に
教育する人(出来る人)を選定する。
4:未就職者の増加。
本当に就職レベルにあって未就職なのか、実力が無いので未就職なのかの分析が不足
している。実力無いのに働いて、給料一杯頂戴は「ご無理」なご意見です。
【現状思考】
何が何でもどこかに就職させて、あとは知らない的学校が多い気がする。
全て景気が悪いとの理由が多いようだが、どうなのだろうか。
学校での就職マニュアルでの教育は必要と考えている。
【別思考】
一度社会に出て先生になった人以外は社会をきちんと認識していない。
そのような方々がいくら気合を入れて頑張っても、視点のずれている場合が多い。
部外者の意見や社会に出た卒業生からのアドバイスを多く受けて、
自分に何が欠けているかを学生に気づかさせないと未就職問題は進展しない。
就職マニュアルは自分で作成させるべきで、
本から学ぶ事はほんの少しである事を学生に認識させるべきだ。
5:個人が個人の力で切り開けずに、多数の人が親の脛をかじっている状態が続いている。
多分、高齢者・老人の金(貯金)が尽きたら、日本は本当に危機的状況になる。
それまでは何とかなる気がする。
【現状思考】
親の脛をかじって生きていく事はみっともない事でいち早く一人前になるべきだ。
とっとと早く就職させなくては。。。
そのような風潮で子供は焦って、心の病。そして事件もその後、多数発生する。
【別思考】
そのような子供育ってしまった家庭環境や学校環境にも問題はある。
原因は本人ではないと考えると「親の脛かじり」も致し方なし。
親の金は有るまで使え、でも無くなったらよろしくな!位で良いのでは。。
それが「親の責任」ではないでしょうか。
出来ない人にいくら補助金与えて頑張れと言っても、無理は無理です。
子供年齢がいくつになっても、「全ての責任、親にあり」でよいのではないでしょうか。
6:貿易収支が最悪状態(輸出で利益稼いでいた日本は消滅)。
生産拠点を海外に移し、逆輸入すれば現在のような状況になる事は必然。
貿易収支だけで判断してはいけない。
世の中が変化したのだから、過去の固定的観点からの分析は止めた方がよいかも。
【現状思考】
ものづくりは「日本」でを合言葉に補助金ジャブジャブ支出。
日本で作れば、昔の景気の良い時代に戻れる的妄想で全てを考えている。
【別思考】
ものづくりはノウハウさえ流失しなければ、世界中どこで生産しても良い的発想に変える。
ただ、日本売国的行為(ノウハウ流失)(違法行為)は重大な違反なので、きつく罰する。
目先の金に騙されたり、前勤務先への恨み辛みから上記のような行動違反者は多いと聞くが
モラル教育を徹底させ、最小限に抑える。
それでも今後も流失はずっと続く、何故なら昔に比べ先輩が後輩に愛社精神教育していないので。
7:将来の明るい展望が見えてこないとの声多い。
デフレだ、給料が上がらないだ、リストラが多い等の声をよく聞くが、
ぼやいていても何も変わらない事を先ずは認識すべきかもしれない。
【現状思考】
政治家に陳情したりして何とか補助金捻出させる。
根拠の無い明るい展望を政治家が訴えても、国民には伝わらない現状がある。
【別思考】
ぼやくくらいなら、自分で動いて世の中を変える位な思考を持つべきと考えます。
どうしたら給料が上がるのかを直接社長に聞き、その課題をクリアーして給料を自らGET。
どうしたらリストラされないかを直接社長に聞き、その課題をクリアーしてリストラさせないように努力する。
他人任せ・風任せ的発想はもう止めましょう!!
8:現実的に金を持っているのは「高齢者」、ゆえに消費は高齢者頼り。
観光地どこへ行っても、金を使っているのは高齢者が多い。
もっと若い人にもお金を使ってほしい的発想がある。
【現状思考】
若い人が車も買わない、お金を使わない、無駄遣いをしない、等何とかしなければ。。
【別思考】
お金を使わないから、景気が悪い。かといって無理に使わすことは無理だ。
だったら、使う人にフォーカスした戦略を考えた方が良い。
将来に不安を持っている若者に金を使えはある面不合理的発言です。
9:政治のあるべき姿がおかしい(国民不在の政治)
どの人に聞いても政治には無関心+期待度0。
このような状況で選挙などは意味のあることなのだろうか?
【現状思考】
選挙の為なら、「嘘」OKで、選挙後はどんどん公約を覆す事は今では常套手段。
国民が馴れっこになっている現状が怖い。
早く政治改革をしなくてはいけないとは思うが、そんな提言が国会で起こるわけがない。
【別思考】
政治家も選挙で落ちれば、フリーターです。いつでもいつでも票に怯えている。
政治家にほしいのは「一票」であって、それ以外の何物でもない事をきちんと国民は自覚しなくてはいけない。
票集めの為に「耳触りの良い発言」や「国民喜ぶ発言」は致し方ないのかも。
厳しいようだが、世の中の改革とはそのような体制では不可能だ。
今の議会制民主主義や政治家の改革をまず実行しないと、何をやっても無駄なような気がする。
今回もSE的見地から各種思考をご紹介しました。
怒っている人が今回も政治家中心に多数存在していそうですが、いつもながらご勘弁を!!
皆様にとって、今年もより良き1年になりますように、祈願しております。
SE:Y