第101回 「君の就職眼は大丈夫?」

東芝に続き、今度は三菱自動車が燃費虚偽でまたまた不祥事だ。何回目だ。
「シャープ」も日本企業では無くなった。
今後の大企業は本当に大丈夫なのだろうか?

そんな訳で余計なお世話でしょうが、現実直視から仮説、そしてその仮説の解を説く
観点から、今回は、将来性ある就職すべき業種とちょっと待てよ業種を考えてみました。

題して「君の就職眼は大丈夫?」。

先ずは現実直視から。

現在日本はアップルやアマゾンやGoogleを有する米国に大きな差をつけられて
国民一人当たりのGDPは大きく差をつけられています。
中国も年々数字を上げています。
アジアの諸国も従来のイメージとは大きく異なり、すでに日本を上回る技術等を
有して、一人当たりのGDPも確実にUPさせております。

Fintech含めたクラウドもどんどん成長していっており、規制緩和されれば、
従来の業種別プレーヤーが一気に変わることも安易に想像できます。

現在Uberなるクラウドサービスがあります。
年商はJR東日本を超える急成長を遂げています。
日本では現在禁止の登録制「白タク」業務です。

次にAirbnbなるクラウドサービスも急成長です。
規制緩和されれば、これも日本でも一気に急成長するでしょう。

このようにクラウド中心に時代は大きく変化しております。

Uberは「タクシー業界」を破壊してゆき、Airbnbは「ホテル・旅館」業界を
破壊してゆくでしょう。
それも時代の流れです。
これに反対するのならスマートフォンやお掃除ロボットを使わないでください。
使っているのに、自分に被害のこうむる事だけ反対はないでしょう。

ここで重要なのは将来を見据えた「視点」と「仮説」です。

就活している方にはその辺をきちんと見据えて、企業選定をしていただきたいと思います。

仮説の例として「ロボット登場」を題材にすると消滅していく業種や職種はどのような
ものでしょう?

私は
1:受付業務
2:家庭教師
3:知識詰め込み授業の先生
4:サッカー場や野球場のチケットもぎ
5:清掃員
6:夜間警備
7:産業廃棄物作業者
8:介護重労働
9:銀行の送金業務や窓口業務
10:家政婦
等を想像します。

上記は私の仮説ですが、就活するにあたりその会社の財務分析をはじめに行い
その後各種分析を行い、そして将来への企業発展の仮説を立ててゆくべきです。

その過程で「ちょっと待てよ、業界や業種」が浮き彫りになるはずです。

この作業終了後に各社の就職検討をしましょう。

今は大企業でも「ロボット」に破壊され、「クラウド」で破壊される潜在企業は
かなりあると思われます。

入社したが5年で潰れて、再度就職活動にならないよう「仮説」はどんどん立てましょう。

そしてその企業の存在意義はあるか?仕事内容に問題はないかをキチンと
自分の頭で考えましょう。
自分の頭が無いのなら、家族や教授等に仮説からの意見を聞いてみましょう。

焦る気持ちは重々理解できますが、就職活動開始を安易に考えない事です。

今回発信のキーワードは「視点」と「仮説」です。

このような仮説での検討は就活者もそうですが、現在正社員として就職している方も
真剣に考えてみてください。

問いは「あなたの会社は20年後まで大丈夫?」です。

私の仮説では2020年以降は結構やばい日本になるはずです。
その時初めてバタバタと「規制緩和」を考えるでしょうが、遅すぎます。

ではいつやるか?⇒「当然今でしょ」

定番の言葉に落ちついたので、今回の発信は終了します。

<今回の宿題>UberやAirbnbやFintechは必ず検索するように!!

以上、仮説での日本沈没予言+アジア諸国に抜かれて悔しい、負けず嫌い一杯の
SE:Yからの発信でした。

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