第12回 業態変更を近未来イメージから想像する
企業の業態変更は時代の流れで、衰退する業種にいつまでもしがみついていても、企業はおのずと結論づけられた方向性(=合併・廃業・倒産)に向わざる得ない状況になります。
現状の企業の中にも、何の努力もせず、ただ企業収益が悪くなるのを毎年どうしようもなく、黙認している経営者の方もあろうかと思われます。
○○商店や△△商事の屋号はそのままにして、業務内容と社員数を再チェックする必要性があるのではないでしょうか?今の経済状況や若者の嗜好の変化等を考えると、現在成長中の企業も今後も継続的に安定して伸びる保証は一つもありません。
そこで大切な事は今後の世の中の流れをイメージ化する事が大切なのではないでしょうか?昔、手塚治虫がマンガ「鉄腕アトム」で近未来を想像して描いた事を企業に照らし合せて考えるようなものです。その中に今後の成功する企業イメージや業態変更する企業イメージが生成されるような気がします。「近未来というより、この5-10年で世の中はどう変わるか」をテーマに私なりに下記に色々なイメージを列挙してみました。
皆さんも色々イメージしてみると楽しいですよ!!
・車の運転が自動化され、事故率0%、飲酒運転0%になる。
・老人社会になり、3時頃からスーパー銭湯に出かけ、みんなで雑談し、大勢で食事をし、帰りはロボット運転代行で帰宅する。
・自分の経歴や学校の成績にチェックマークをつけて、今後のやりたい仕事にチェックマークをつけると、コンピューターが
自己研修カリキュラムを自動生成してくれる。もちろん「不可能」の診断もある。
・双方向テレビ(デジタルテレビ)で24時間雇用情報が流れ、申込み可能になる(テレビワークショップ)。
・家庭の中心的ロボットが外部からハッキングされ、泥棒の加担をして外部に不在情報やドアロック情報を流す。
・独身の身の回りの世話や食事を作ってくれるロボットが開発される。
・自分の健康情報や精神状態が腕時計に表示され、企業サーバーから休養命令や有給消化命令が出る。
・物忘れのひどい老人の為に、通帳や印鑑にチップが埋め込まれ、何処にあるかわからなくなった時は、問合せスイッチを押すと
通帳から光や音で知らせてくれる。
・ペットロボットが出現して、みんなを癒してくれるとともに家庭のセキュリティまでも管理してくれる。
・自分のお気に入りの俳優の写真を入れると全自動散髪マシンが散髪等全ておこなってくれる。似合わない時は「出来ません」と警告してくれる。
・生活資金管理装置付カードが給料日までの生活資金を自動的に計算してゲームやギャンブルにカードを使用すると「無駄遣いダメよ」と
音声で警告してくれる。
・自分の好きなアイドルや俳優がバーチャルで勉強を教えてくれる。勉強嫌いな学生も学習するモチベーションがUPする。
・家族全員の食べたい夕食のメニューをサーバーロボットにセットすると材料取り揃え発注を自動的にしてくれる。
料理したくない場合は、ロボットが代行して作ってくれる。
以上。ちょっとおかしなSEからの一言でした。
発言者:(S.E.)Y