第153回 アフリカトーク&ライブ
お世話になっております。プログラマーのY.Kです。
4月13日に福島市市民活動サポートセンターにて「NPO法人ルワンダの教育を考える会」主催による「アフリカトーク&ライブ」に参加してきました。
ケニアのスラムにあるマゴソスクールの創設者リリアン・ワガラさん、ケニア在住26年で支援を続けている早川千晶さんのお話と8年間伝統音楽の修行を行って帰国した大西匡哉さんによるドゥルマ民族のタイコ演奏のトーク&ライブでした。
キベラスラムはケニアの首都ナイロビの郊外からすぐ近くにあります。どん底のような貧困がはびこるキベラスラムの暮らしは、強盗、大火事、病気や空腹など辛いことも沢山あります。そんなスラムの孤児や貧困児童、虐待を受けた子どもたちのために始めた学校がマゴソスクールです。最初20人で始まったマゴソスクールも今では580人以上にもなっており、早川千晶さんもこのマゴソスクールを支援しています。
18人兄弟姉妹の長女のリリアンさんは病気で両親を亡くしてから親代わりになって弟妹を支えるため、ムチチャと呼ばれる野草を摘んでそれを売ったり家の土壁を塗る仕事などをしたりしました。弟妹たちにより良い人生を与えるため、皆で生きていく道を探していけるように頑張ってきたそうです。将来の夢はもっとたくさんの子どもを助けたいというお話に感銘を受けました。
【写真:リリアンさん・早川さん】
トーク後、大西匡哉さんのドゥルマ民族のセンゲーニャとよばれる伝統太鼓の演奏をして下さいました。皆で一緒に歌い踊りしてアフリカの音楽を会場に響かせました。
【写真:太鼓奏者 大西さん】
私たちにとって遠く離れた国の知らなかったキベラスラムの現実に刺激を受け、このような貴重なお話と伝統音楽に触れる事が出来ました。私たちがこのようなイベントを通してサポートできることや自らの生活を振り返る良い機会となりました。
【写真:リリアンさんとのスリーショット】
マイシャ・ヤ・ラハ・デジタル新聞に
マゴソスクールについての記事が掲載されています。
http://maisha-raha.com/?page_id=369
以上、アフリカトーク&ライブの報告でした。